手入れ派にはこれ一択|置いて見てるだけでも癒される珈琲の道具HARIO「ウォールナットウッドシリーズ【ドリップスタンドセット ウォールナット WDS-1006-WNの商品詳細】


高級木材ウォールナットウッドとHARIOの誇るガラス工芸の融合


HARIO 木製スタンドの高級感ある外観


ウォールナットウッドは、高級家具にも用いられるクルミの木材。

深みのある木目と、しっとりとした質感があり、たとえばこの木材で作られた椅子に座れば、誰もが自然と大きく息を吐くことでしょう。

使うたびに心が落ち着いていく——それが木材の持つ魅力です。

その天然木と、世界的にも評価される日本製HARIOの耐熱ガラスが出会い、唯一無二のドリップセットが生まれました。

しかも、このウォールナットウッド部分は、一つひとつ職人の手によって仕上げられているとのこと。道具でありながら、人の手の温もりが宿る、ぬくもりある逸品です。

ひとりで過ごす静かな時間にも、誰かと楽しむひとときにも、このセットは贅沢なコーヒー体験をもたらしてくれます。


置いてあるだけで美しい。

見た目も癒しの道具から、インテリアへ

このセットのもう一つの魅力は、インテリアとしての完成度の高さです。

ただの道具ではなく、職人の手仕事が生きた“作品”として、空間そのものにやさしい雰囲気を添えてくれます。

キッチンやカウンターにそっと置いてあるだけで、まるで上質な装飾品のよう。使わない時間にも価値を発揮してくれる道具です。


コーヒーサーバーに宿る“機能美”

まず目を引くのが、サーバーのサイズ感。1〜4杯用と、ひとりでも、誰かがいても、ちょうど良い容量。

高さ113mm × 横113mmと、大きすぎず小さすぎず、まさに機能的な「美しさ」が詰まっています。


HARIOのガラスサーバーと木製スタンドの写真


この大きすぎず小さすぎない「量」が、機能的な「美」なんですよね。


蓋(ふた)の極意

ウォールナットの蓋とガラスサーバーの組み合わせ

さらに、装飾品と呼ぶのならガラスサーバーだけでは物足りません。

そこに、上質なウォールナットウッドの蓋をそっと乗せた瞬間、一気に「装飾品」に変わります。

HARIOの木製蓋をセットした状態のガラスサーバー


見た目の調和、美しい木の質感。そしてなによりも、実用性を兼ね備えたシンプルな工夫。

「使って良し、眺めて癒し」が、ここでは確かに両立しています。


ガラス製ドリッパーで勝負あり




昨今は、オールインワン型のドリップセットや全自動マシンも普及しています。


しかし、注目すべきはドリッパーの素材。

多くのセットでは、サーバー本体(コーヒーが溜まる容器)が耐熱ガラス製であっても、ドリッパー(珈琲豆にお湯を注ぐ用具)がプラスチック製であることが少なくありません。

HARIOはその妥協をしていません。

このセットでは、ドリッパーもすべて耐熱ガラス製。見た目の統一感はもちろん、抽出温度の安定性やお手入れのしやすさに大きく差が出ます。

細部に至るまでのこだわり。それこそが、HARIOの“本気”を感じさせてくれる理由です。こ


必要な道具がすべて揃うオールインワン



ドリッパー、サーバー、ドリップスタンドに計量スプーンとペーパーフィルター40枚と、すべての必要な道具が揃っている「オールインワンタイプ」。
届いたその日から、すぐにハンドドリップを始められます。

【セット詳細】

万が一、個別のパーツが破損しても、それぞれ単体で購入できるのもHARIOならではの安心ですね。以下に商品番号を掲載しておきます。
  • VDG-02-WN V60耐熱ガラス透過ドリッパーウォールナット×1個、
  • VBS-60-WN コーヒーサーバーウォールナット×1個、
  • WDS-1-WNドリップスタンドウォールナット×1個、
  • V60計量スプーン×1個、
  • VCF-02W V60用ペーパーフィルター40枚×1個

比較対象:ケメックスとの違いとは?

おしゃれなガラス製ドリップ道具として、ケメックス(Chemex)を思い浮かべる方も多いかもしれません。

ケメックスは、1941年にアメリカで誕生したクラシックなコーヒーメーカー。理化学器具のような美しい一体成型のガラスデザインが特徴で、インテリア性の高さでも人気があります。
「ケメックス」サイト:https://www.chemexcoffeemaker.com/

私も過去に2回ほど使用していました。
ただ、2回とも割ってしまったんです…。

というのも、ケメックスは底面までガラス一体型で、軽く手が当たっただけでも倒れてしまいやすい構造なんですよね。

その点、HARIOは「スタンドで守る」という発想。

ガラスサーバー自体には滑り止めが付いていませんが、セットに含まれるドリップスタンドの底面には、滑り止めとしてウレタン樹脂がしっかりと施されています。

この滑り止めがあることで、カウンターやテーブルの上でも安定感が生まれ、万が一ぶつかってもスタンドごと倒れにくくなる構造です。

加えて、設置面を傷つけにくく、木製家具とも安心して組み合わせることができます。

HARIOとケメックスの比較表


比較項目HARIO ウォールナットスタンドセットCHEMEX クラシック 6カップ
価格帯(税込)約9,000〜12,000円前後(セット内容により変動)約7,000〜9,000円前後(単品)
サイズ幅153×奥行113×高さ233mm高さ約209mm・底径約130mm
容量最大600ml(1〜4杯用)約900ml(5〜6杯分)
素材耐熱ガラス+ウォールナット+ステンレス耐熱ガラス+木製カラー(ポリッシュ付き)
セット内容ドリッパー、サーバー、スタンド、スプーン、ペーパーサーバー本体のみ(ペーパー別売)
ドリッパー素材耐熱ガラス製(V60構造)本体一体型ガラス構造(専用フィルター使用)
滑り止めスタンド底にウレタン樹脂の滑り止めありなし(全面ガラスのため不安定になりがち)
お手入れパーツごとに分解・洗浄可能一体型のため内部洗浄や乾燥に工夫が必要
デザイン性木とガラスの組み合わせ、クラフト感あり理化学器具のようなミニマルな美しさ
安定性スタンドによる保護・安定設計単体使用のため、安定性はやや劣る


HARIOとケメックスの比較まとめ価格の違い

▶ HARIO製品の詳細を見る 

ケメックスは単体価格こそHARIOより安く感じられますが、フィルターやスケールなどを別途揃える必要があります。

一方HARIOは、必要な道具がすべて含まれたセット構成。

  • サイズの違い:ケメックスの6カップはやや大容量。来客用に多めに淹れる方には便利ですが、HARIOは1〜4杯と日常使いにちょうど良い量です。

  • 使いやすさとお手入れ:HARIOは分解できるため、清潔に保ちやすく、コーヒーオイルや香りの残留を防ぎやすいです。ケメックスは構造がシンプルなぶん、逆に乾燥や洗浄にやや手間がかかることも。




※画像出典:HARIO公式サイト(©HARIO)本記事は製品紹介および個人のレビューを目的としたものであり、著作権は各権利者に帰属します。


Dr.EKO博士

医師・医学博士/産業医・PM&R研究医

整形外科専門医。スタンフォード大学研究医としてPM&R分野を研究後、現在は〈スラトレ®〉を中心に、ウェルネスと自己変容を支援するトレーニングおよびコンサルティングを提供中。上質な暮らしを望む方に向けた「YAEKOFU」では、人生を再設計する深い対話と伴走を行う。

▶︎ 株式会社ヤエコフやえこふクリニック