焚き火初心者も安心|日本製2コ使い焚き火台セットがSolo Stoveに勝る理由


庭キャンプ・大火力を楽しむならコレ|Field to Summit フレイムストーブBIGMAXレビュー

大きな炎を囲んで焚き火を楽しみたい──
そんな願いを叶えてくれる焚き火台のひとつが、Field to Summit フレイムストーブBIGMAXです。


この記事では、この焚き火台の魅力を丁寧にご紹介するとともに、製造ブランドの背景や、他モデルとの比較も交えて解説していきます。

製造ブランドはどんな会社?

「Field to Summit」は、岡山県倉敷市に本社を構える富士見産業株式会社(FUJIMISANGYO CO.,LTD.)が展開するアウトドアブランドです。

富士見産業は、長年にわたりアウトドア用品の企画・製造・販売を手がけており、焚き火台・クッカー・ランタンなど、幅広いラインナップを提供しています。

「自然の中で、火とともに過ごす時間をもっと豊かに」──
そんなフィールドライフの精神を大切に、丁寧なものづくりを続けてきたブランドです。

火を大きく楽しむ焚き火台としての魅力

BIGMAXは、直径45cmという大型サイズ。
庭や広いキャンプサイトでの焚き火に最適なモデルです。

特徴

  • 太めの薪もそのまま投入できるサイズ感

  • 複数人で囲んでも、熱をしっかり感じられる

  • 大きな炎を眺めながら、ゆったり過ごせる

  • ステンレス素材で耐久性・耐食性が高い

活用シーンのアイデア

庭での焚き火タイム

庭などの広いスペースがある場所では、夕暮れから夜にかけてじっくりと炎を楽しむことができます。家族や友人との団らんの中心として活躍します。

焚き火料理

高い熱量を活かして、鉄板焼きやダッチオーブン料理など、本格的な焚き火料理にも使えます。

グループキャンプ

大人数で集まるキャンプなどでは、BIGMAXの存在感が場を盛り上げてくれます。

注意点

大型モデルのため、ソロキャンプでの持ち運びにはやや不向きです。
また、火力が強くなる分、周囲の安全確保を意識する必要があります。

庭や広めのキャンプサイトで楽しみたい方向けのモデルとして検討するのが良いでしょう。



避けては通れない!Solo Stove(ソロストーブ)とは?Tabストーブ缶SE・BIGMAXとの比較

Solo Stove(ソロストーブ)は、アメリカ・テキサス州発の焚き火・ファイヤーピットブランドです。二次燃焼(空気の再燃焼)によって煙を抑えた燃焼効率の高い焚き火を実現しており、軽量で耐久性が高い点が評価されています。

以下では、Solo Stove(代表例)と、これまでご紹介してきた Tabストーブ缶SE(田中文金属)Field to Summit フレイムストーブBIGMAX の3モデルについて、特徴を押さえた比較表を作成しました。

※ Tabストーブ缶SEはこちらの記事でご紹介しています

焚き火台・ストーブ 徹底比較表


項目 Solo Stove Bonfire 2.0 (大型) Tabストーブ缶SE フレイムストーブBIGMAX
価格(目安) ¥45,951〜¥92,005【Solo Stove Bonfire】 ¥5,940〜 ¥17,659〜
ブランド アメリカ・Solo Stove 日本・田中文金属製作所 日本・富士見産業(Field to Summit)
二次燃焼 あり(構造設計) あり(設計あり) なし(用途重視)
煙の少なさ 比較的少ない 少なめ 使用環境により煙量変動
携帯性 重量あり 軽量・卓上 重め
火力 / 炎の大きさ 中〜大 中火〜中強火 大火力・大炎
調理用途 可能(オプション多数) 可能 可能
おすすめシーン キャンプ・庭焚き ソロ〜ファミリー・初心者 庭・グループ焚き


Solo Stove の特徴(代表的モデル例)

Solo Stove は、Bonfire、Ranger、Titan、Mesa など複数サイズを展開する焚き火台ブランドです。
ステンレス製で耐久性が高く、空気の流れを利用した二次燃焼構造により煙を軽減し、クリーンな炎が人気です。何よりもおしゃれなアクセサリーが充実していること。かっこいいアウトドアと言えば、ソロストーブといったイメージが根強くあります。

代表モデルのイメージ:

  • Solo Stove Bonfire:定番の中型モデル。庭やキャンプでの焚き火に最適。

  • Solo Stove Ranger Fire Pit:Bonfire より少しコンパクトで扱いやすい。

  • Solo Stove Titan:小型ソロ向け。携帯性重視のモデル。

  • Solo Stove Mesa ウォーター:卓上・テーブル焚き火にも使える小型モデル。

Solo Stove は 二次燃焼効果で煙が少ない焚き火 を楽しみやすい設計と評価されています。

ただし、煙がまったく出ないわけではなく、火の大きさや風の状況によっては煙が出ることもあります。

  • 二次燃焼で燃焼効率が高く煙が比較的少ない

  • ステンレス製で耐久性があり長く使える。

  • 多くのモデルでクッカーやアクセサリが充実。

注意点

  • 火力が大きいと薪消費が早いと言われる面もあり、燃料計画が必要です(モデルや使い方により)


Tabストーブ缶SE の強み

  • 国内製造・日本の町工場による信頼性(田中文金属)。

  • 火消し蓋つきで炎の安全管理がしやすい。

  • 中火~中強火の焚き火と料理用途に向く。

  • Solo Stove と同等に二次燃焼効果で煙・臭いを抑えやすい。

注意点

  • 大人数・広場焚きにはサイズ制限が出る場合があります。


フレイムストーブBIGMAX の強み

  • 直径45cmと大型サイズ で迫力のある炎を楽しむ焚き火台。

  • 庭や広いスペースでの団らん・料理に向く。

注意点

  • 大きさと重量があるため、ソロキャンプでは負担になる可能性があります。

  • 二次燃焼構造ではなく燃焼効率は仕様次第です。


まとめ:選び方の目安

価格比較から分かること

Solo Stove Bonfire

  • 価格帯が高め

    • Solo Stove Bonfire は中〜大型モデルとして人気ですが、実売価格は ¥45,000台〜¥92,000台 と比較的高額です。

    • セットやアクセサリーを付けるとさらに価格が上がる傾向があります。

  • 1台で多用途に使えるメリットはありますが、初めての焚き火道具としては金額的なハードルが高いという側面があります。

Tabストーブ缶SE + フレイムストーブBIGMAX の組み合わせ

  • Tabストーブ缶SE は ¥5,000台 と非常に手頃です。

  • BIGMAX(フレイムストーブBIGMAX)は ¥17,000台 で、庭焚きや大火力焚き火台として十分な性能があります。

  • 合計でも 約¥23,000前後〜¥25,000前後 で揃えられることが多く、
    Solo Stove Bonfire 1台分の価格よりも遥かにお得です。


だからTabストーブ缶SE + BIGMAX の「ニコ使い」という選択

この価格差を踏まえると、

  • Solo Stove Bonfire 1台(税込¥45,000〜¥90,000程度) を買うよりも

  • Tabストーブ缶SE(約¥6,000)+フレイムストーブBIGMAX(約¥18,000)=合計約¥24,000前後 の方が

“焚き火の楽しみ方を2倍に広げられる”ということが分かります。


具体的なメリット

2コ使いの実践スタイル:フレイムストーブで火力、ストーブ缶で調理

私が実際に行っているのは、フレイムストーブBIGMAXとTabストーブ缶SEを“横並びで2台使い”するスタイルです。

BIGMAXには太い薪を大胆にくべて、迫力ある炎と熱量を確保します。大人数の暖をとるのに使います。大きな鉄板やダッチオーブンで豪快な料理をするのに最適です。ただし、大きな炎が上がる分、どうしても煤が舞いやすく、鍋やフライパンの底が汚れることは必至です。

そこで活躍するのが、Tabストーブ缶SEです。

こちらは燃焼効率の高い構造で、私はこちらにオガ炭のみを入れます。構造上火力が安定しやすく、お湯を沸かす・煮る・炒めるなどの繊細な火加減が必要な調理にぴったり。

オガ炭なので、鍋底がススで真っ黒になる心配がないから、調理道具のメンテナンスを簡単にしたい人にはこの選択肢しかないと思います。

🏕なぜこの使い分けが快適なのか?

  • BIGMAX → 炎を楽しむ・高火力を使う・焚き火気分を味わう用

    • 炎で暖をとる

    • 焚き火料理を豪快に楽しむ(メンテがんばれる人は、炙る・直火調理など)

    • 見た目・雰囲気・熱量の三拍子

  • Tabストーブ缶SE → 安定した炭火で調理専用

    • 炭専用

    • 煮る・沸かす・炒めるなど、火加減の繊細な料理

    • 後片づけもスムーズ

このように、火力と使い勝手を分けることで、焚き火と料理の両方を快適に楽しめるのが、この“ニコ使い”最大の魅力です。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

tab.(タブ) 缶ストーブSE
価格:5,940円(税込、送料無料) (2025/12/11時点)

まとめ:費用対効果の高い焚き火ライフとは

Solo Stove は確かに信頼性が高く人気の焚き火台ですが、
価格面でみると、Tabストーブ缶SE+BIGMAXの“ニコ使い”が圧倒的にコスパ良いと言えます。
2台使いすることで、用途に応じた焚き火体験をより豊かにできるでしょう。

Dr.EKO博士

医師・医学博士/産業医・PM&R研究医

整形外科専門医。スタンフォード大学研究医としてPM&R分野を研究後、現在は〈スラトレ®〉を中心に、ウェルネスと自己変容を支援するトレーニングおよびコンサルティングを提供中。上質な暮らしを望む方に向けた「YAEKOFU」では、人生を再設計する深い対話と伴走を行う。

▶︎ 株式会社ヤエコフやえこふクリニック